僕が中学生のときに考えた「かめはめ波」を出す方法

虫眼鏡というのがある。
これに太陽光を通過させると、光が屈折し、一点に集まる。

その点に黒く塗った紙などを当てると、激しく燃える。
つまり、光は集めることができ、集まった光は強いエネルギーを持っているということを、中学生の僕は知っていた。

そこで、以下のように考えた。

まず、ガラスは光をそのまま通す。

一方、マジックミラーは、片面はガラスで光を通過させ、もう片面は鏡なので反射させることができる。

このマジックミラーを使って、箱を作る。
内側を鏡の面にすれば、光は外からは通過するが、内側からは出られない。

結果として、箱の内部は強い光エネルギーが充満することになる。

あとは、スイッチか何かで、箱に小さな穴があくようにすれば、強度の光エネルギー(=かめはめ波)を放出することができる。


これは、エネルギー保存の法則には反していない。
一見、できそうな気がする。
もし、コンビニでマジックミラーが売っていたら作っていただろう。

しかし結局、作らないまま大学生になり、そのときに不可能だと判明した。
さて、この「かめはめ波ボックス」、どこが間違っているでしょう?