転職のジレンマ「曰く、転職は仕事が一番ノッているときにやれ」
定年退職を迎えた大先輩が、今日、おっしゃっていたこと。
(ちなみに、その人は転職経験はないが)
仕事が楽しく、やりがいを感じ、実績が出ているときは、周囲からも魅力的に見える。
なので、ときには「ウチで働かないか?」というような声がかかることもある。
しかし、そのときは、今の仕事が一番楽しいから、他に移る気にはならない。
しかし、盛者必衰である。
仕事がつまらなくなり、やりがいも無く、実績も出なくなった。
もう仕事を辞めたい。
転職したい。
しかし、そういうときは、周囲からは魅力的には見えない。
だから、転職も上手くいかない。
これは、ジレンマである。
あるいは、マーケティングの問題だ。
いつが「自分の売り時」なのか。
それは、自分が決めるのではない。
買う側が決めるのだ。
また、以下の点にも注意が必要だろう。
空中ブランコで次のブランコに飛び移るべきタイミングは、ブランコ同士が一番近づいた瞬間ではない。
ブランコ同士が一番近づいた瞬間に飛び移っても、自分のブランコの加速度は失われているし、次のブランコにたどり着くまでの間に、そのブランコは遠ざかっていく。
即ち、飛び移るべきタイミングはその一瞬手前にある。