Bookレビュー2011-vol.68 池上彰『世界を変えた10冊の本』

世界を変えた10冊の本

世界を変えた10冊の本


1800年代以降の比較的新しい書物の中から、世界に大きな影響を与えた10冊の本を「新古典」として選び出し、わかりやすく解説した本。
ただし、選書はかなり分野が偏っていて、宗教、科学、経済の3つの分野から選ばれている。

また、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』は宗教と経済、『種の起源』は宗教と科学の2つの分野にまたがっており、本書のテーマである「世界を変えた」という要因の大きな部分を、宗教が占めていることがわかる。

●本書で紹介されている新古典

アンネの日記 (文春文庫)

アンネの日記 (文春文庫)

小型聖書 - 新共同訳

小型聖書 - 新共同訳

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)

コーラン 上 (岩波文庫 青 813-1)

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

イスラーム原理主義の「道しるべ」―発禁“アルカイダの教本”全訳+解説

イスラーム原理主義の「道しるべ」―発禁“アルカイダの教本”全訳+解説

沈黙の春 (新潮文庫)

沈黙の春 (新潮文庫)

種の起源〈上〉 (光文社古典新訳文庫)

種の起源〈上〉 (光文社古典新訳文庫)

雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)

雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)

資本主義と自由 (日経BPクラシックス)