【左利きの視点】そのフォークは、いつ入れ替わるのか

僕は左利きです。

左利きネタはいろいろあるわけですが、それは語りつくされているのでここでは触れません。
一方で、左利きだからこそ気付く「右利きの不思議」というのもあるわけですが、これについてはあまり見かけないので、ここに書こうと思います。

僕が感じる「右利きの不思議」は、「ナイフとフォーク」です。

例えば、ファミリーレストランで、ハンバーグランチを注文したとしましょう。
数分後、ウエイトレスが、テーブルに、ハンバーグランチを置きます。
あなたは、通常では考えられない早さで出てきたハンバーグランチに驚愕しますが、あまり深く考えないことにします。
あなたは、まず、サラダを食べます。
ドレッシングがあまりかかっていませんが、あまり深く考えないことにします。
で、次はハンバーグを食べようとして、ナイフで切ります。


ハイ!ストップ!
(あるいは「ザ・ワールド*1」。時は止まった)


おいおい、さっきまで、右手に持ったフォークでサラダを食べてたのに、どういうことだ?
その!
てめえが右手に持っているのは!!
ナ、ナイフだ!!
一体いつの間に!?


(時は、動き出す)


…というわけです。

左利きの人は、左手でフォークを持ってサラダを食べ、そのまま左手のフォークでハンバーグを刺し、右手でナイフを持ってハンバーグを切ります。
なんの不思議もありません。

一方、右利きのヤローども、失敬、右利きの人は、どこかのタイミングで、フォークを右手から左手に持ち替えているわけです。

しかし、僕はこの「持ち替える瞬間」を見たことがありません。
それどころか、驚くべきことに右利きの人は「フォークを持ち替えた自覚がない」ということが、僕の研究結果で明らかになりました。
(1人に訊いただけですけど)。

つまり、結論は、こうです。

ディアボロ*2だ!ディアボロが近くにいるぞ!」


ということで、今回は「ジョジョの奇妙な冒険」第7部完結&第8部スタート記念としてお届けしました。

*1:5秒ほど時間を止める能力のこと。時間が止まっているのに5秒と数えるのは奇妙であるが、そうとしか表現しようがない。

*2:時間を吹き飛ばすことができる超能力者。吹き飛ばした時間は消失し、誰も覚えていない。