Bookレビュー2011-vol.44 伊藤計劃『虐殺器官』

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)

虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)


ゼロ年代SFの最高傑作と名高い作品。
戦争、テロ、貧困、環境、差別、情報監視社会といった現代社会が抱える問題が未解決のまま、現代から数十年が過ぎた近未来が舞台。

あまり先入観を持たずに、物語に没頭するのが良い。