携帯電話の本体料金のパラドックス(ウソだけど)
分かりきったことかもしれないが、書いてみる。
最近の携帯電話の本体料金の仕組はだいたいこういう感じだ。
●本体24000円
●通信料 月額5000円
ただし!
2年間契約で!
●本体24000円
●通信料 2年間に限り月額4000円(1000円引き)
しかも!
本体料金を2年間分割にすれば!
●本体 月額1000円
●通信料 2年間に限り月額4000円(1000円引き)
つまり!
●本体+通信料 2年間5000円だし、その後もずっと5000円
不思議だ。
本体料金が消えてしまった。
本当に本体が0円な感じさえする。
どこにカラクリがあるのか。
もちろん、2年以内に解約や機種変更をしたら、未払いの本体料金が出現する。
例えば、1年後に機種変更すると、12000円かかる。
1年半後だと6000円になる。
つまり、早く買って、長く使えば使うほど安くなる。
これをプランAとしよう。
では、本体料金を一括払いにした場合はどうか。
この場合、2年間は通信料金が1000円割引になっているのだが、2年以内に機種変更しても、その通信料金割引は(再度2年契約をすれば)継続されるので、通信料金は変化しないし、本体料金も一括で払っているので出現しない。
ただし、買い換えるときには、新しい機種の本体料金を払わなければならない。
この新しい機種の本体料金は、現状でいえば、同一の機種の価格は時間が経つにつれて安くなる。(発売されたときが一番高い)
つまり遅く買ったほうが、安くなる。
これをプランBとする。
つまり、最新機種を早く買いたい人はプランA(分割払い)を選び、
最新機種じゃなくて良いので安くなるまで待って買いたい人はプランB(一括払い)を選んだほうが得である。
(もちろんウソです)