2011年に書いた中から選ぶ5つの記事+1

何をもって「良い記事」とするかは難しい。

1つの指標としてはアクセス数があるのだけれど、これは「キーワード検索」でたまたま来た人が多く含まれる。
たいしたことを書いていなくても、ページビューが100を越える記事は多い。

一方、評価されたかどうかで判断する方法もある。
例えば、ブックマークされた、ツイッターで拡散された、コメントがついたとかである。
ただ、残念ながらこういった記事は絶対数が少ない。

さらに、自薦するという方法もある。
これは新しいな、とか、良い文章だな、というものを自分で選ぶ。

まぁ、そういったことを含めて、5つの記事を選んでみたい。

以前のブログ(http://essere.cocolog-nifty.com/blog/)も含めて読み返してみたのだけれど、古い記事ほど、冗長で難解なことを書いている。
最近になるほど、シンプルな文章になっている感じで、これは良いことだと思う。

●1.「メルトダウン」から考える認知言語学
http://d.hatena.ne.jp/esse-re/20110517/1305640766

この記事は実に多くの反響があった。
1日で500アクセスを超えた。
ソーシャルメディアの威力を思い知った。

●2.震災ボランティアで感じた3つのこと
http://d.hatena.ne.jp/esse-re/20110903/1315049025

アクセスが2番目に多かった、体験からのボランティア論。
体系的は理論は専門的な本が出てると思うけど。

●3.作れなくなっていく僕たち
http://d.hatena.ne.jp/esse-re/20110521/1305977805

「買う」という行為があまりにも便利になりすぎてしまったように思う。

●4.「逆パノプティコン社会」における正義は「寛容」
http://d.hatena.ne.jp/esse-re/20110705/1309885216

いまだに「オフレコ」が漏れて騒動になったりしているのだけれど。

●5.Amazon電子書籍の騒動と、芸術について
http://d.hatena.ne.jp/esse-re/20111101/1320155675

東野圭吾氏らの訴えは、基本的にここに書かれていることと一致する。

●+1 人類の叡智と、iPadの機能をムダにフル活用したアプリ「iうるる by ロート製薬

http://essere.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/2011111ipadi-66.html

いまだに、「ムダにフル活用」という意味でこれを越えるアプリは生まれていないのではないかと思う。